展示が終わってから、モデルの佐野さんや大森先生から、いろいろと突っ込まれる場面がありました。
佐野さんからは、 「予選は、ずっと撮り続けてきた四季のポートレートで通ったのに、なんで本番では全然違うコンセプトの作品を使ったの?」 「主催への裏切りみたいじゃない?」 「過去の撮影作品でもよかったのに…」 と、率直な言葉をもらって、正直ちょっとドキッとしました。
でも、私自身はそこまで深く考えていなくて。 なぜか「クロス展だからこそ、新しいテーマで挑戦したい」と思ってしまったんです。 その気持ちが先走ってしまったのかもしれません。
大森先生からは、 「レオンって、みんな知らないよね」 「オマージュって難しいけど、メーカー賞を取れたのは大きいよ」 と、冷静な視点でのコメントをいただきました。
佐野さんにも、 「まぁ、あんまり打ち合わせできなかったもんね」 と言われて、 私も「忙しいだろうし、相談しても迷惑かなって思って…」と、勝手に距離を置いてしまっていたことに気づきました。
どうやら、私はだいぶコミュニケーション不足だったようです。
難しいですね。 相手が忙しいのはわかっているし、なるべく迷惑をかけたくない。 でも、その遠慮が逆にすれ違いを生んでしまうこともある。
それでも、佐野さんとの協奏作品は、私にとってとても良い経験になりました。 ※やっぱり自己満足だったのかな…?
クロス展終了後、ご縁があってプロモグラフに参加していただき、反省会となりました。 人って、やっぱり面白いですね。
もっと精進しなければ。 作品だけでなく、関わってくれる人との対話も、ちゃんと大切にしていきたいと思います。
参加することに意義がありました。
皆様 本当にありがとうございました。
※私の思い出ですね

